takazoomのブログ

気づいたことを殴り書き。

「いい兄貴」になりがち問題

リーダー(マネージャー)には2つのタイプがあるように思う。

・ビジョン型リーダー

・サーバント型リーダー

自分の中で「リーダーとは何か?」を定義しておかないと「いい兄貴」に陥ってしまうので注意したい。

ビジョン型リーダー

ビジョンを指し示し、Whyを語る。 多くの場合、成功体験が必要。

経営学の父と呼ばれるピーター・ドラッカーは、リーダーシップにカリスマ性は必要なく、大事なのは、組織のミッションを考え抜き、それを目に見える形で明確に定義することだと述べています。

出典:https://kigyotv.jp/news/leadership-2/

サーバント型リーダー

支援型リーダーとも言われる。 サーバントリーダーを目指そうとすると「ビジョン」が抜け落ちてしまうことが多い。 ビジョンを語れないサーバントリーダーは「いい兄貴」になってしまう。

「いい兄貴」とは・・・

  • 薄く広い。価値を生み出さない仕事が主。
  • 今の課題は解決できるが、未来の課題は解決できない。
  • 下からのウケはいいが、上からは評価されない。つまり市場からも評価されない。

【8/26追記】自分はどのようなリーダーを目指せばよいか?

ディレクター、プロジェクトマネージャー(プロダクトでなくプロジェクトのマネージャー) はどんなリーダーを目指せばよいか。

ビジョンを語ることのできるサーバントなリーダーが理想かな、と思う。

ビジョンを生み出す必要はない。 もちろん生み出せるに越したことはないがMustではない。 用意されたビジョンを噛み砕き、自分の言葉でメンバーに共有できればよい。

そのために必要なことは、「ビジョン、及びビジョンの達成方法」に共感できる会社・組織で働くこと。 これは実はとても難しいことに気づいた。 ビジョンは「単なる言葉」なので、自分のビジョンの延長線上にあるかどうかは、その会社のホームページを見ればわかる。 ただし「達成方法」は実際にその会社・組織で働かないとわからない事が多い。

ちなみに「リーダー」は役職・肩書ではない。自分がリーダーと思ったら、その日からリーダー。

メモ

マネージャーとは?

その製品についてどんな情報が口コミで流れているのか社内の誰よりもよく知っているかもしれない。しかし組織の他の部署と効果的に共有できなければ、何を知っていても全くの無価値だ。それが一部員ではなくマネージャーであることの本質だ。

管理職の3つの領域

管理職の業務は3つの領域に分けられる 「人:製品を開発するメンバーが果たす責任・役割」 「プロセス:課題をみつけて改善できる工程、活動」 「製品:世に受け入れられる整理の特性」

Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方

Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方

【8/26追記】理想のディレクター像

 トレタ井上さん

・雑用も含めて可視化できないことがたくさん存在していて、そこを全部担当するような感覚

・プロダクトを責任持って期限通りに市場へ送り出す、ということは誰よりも強く意識

・鬱陶しいと思われない程度に現状を確認して、何らか進捗を妨げることが発生した場合はすみやかに取り除く

・プロダクトを俯瞰的に捉えて、開発ごとの最終形をしっかりとイメージ

・小さな問題をなるべく見逃さないようにして、次の開発期間で同じことが起きないようにプロセスの見直しも小まめに行っています corp.toreta.in

 メルカリ伊豫さん

(伊豫さんはPM(プロダクトマネージャー)ですが。)

メルカリにおけるPMの守備範囲はかなり広い。企画とディレクションに関しても「何をやりたいだけではなく、それをどのように実現するか」まで細かく示す・・・(略)・・・PMの一存で決まるわけではないが、「自分の意図を込める」ことに意義を見出す。 careerhack.en-japan.com