イノベーションのジレンマを打破するには?
クリステンセンが好きなのは、大手企業が新興企業に倒されるとき、その説明のどこにも怠慢な経営者など出てこないこと。愚かさで倒されるのではなく、組織の構造と慣性の問題。今後DX出来ずに倒れる大企業は出てくるだろうけど、それを「LINEすら使えない経営者がいる」という話にしたりしない
— 西村 賢🐠Coral Capital / Ken Nishimura (@knsmr) 2020年1月25日
西村さんのツイートをきっかけに、現場視点でイノベーションのジレンマを打破する方法を考えてみた。その結果売上よりもビジョン・ミッションを優先させることで打破できるのではないかという考えに至った。
売上を軽視しているわけではない。売上を優先しなければ会社が立ち行かないようであれば、ビジネスモデルに問題があるのだろう。
個人や同じ指標持つチームで、ビジョン・ミッションを優先させることは比較的簡単かもしれない。難しいのは、複数部門を横断して意思決定する時。そこで目先の売上よりビジョン・ミッションを優先できれば、組織がサイロ化していないことも証明され、ジレンマを打破できるのではないか。
...などと考えてみたものの、イノベーションのジレンマを読んでからだいぶ時間が経っているのでもう一度読み直してみよう。
R.I.P. Mr. Christensen.