#分析リーダーズトーク に参加してきました!
本日はこちらのイベントに参加してきました。今回は2回めの開催でしたが、1回めよりも現場視点のお話が多かった気がします。
自分はDataAnalystではないのですが、データ分析への強い欲求があるので、1回めに続いて参加させていただき、今回も大変貴重なお話を聞くことができました。
DataAnalystの方にとっては当たり前の話かもしれませんが、Re:dash・Tableauの使い分けや、分析結果や分析の重要性を社内に伝播させるコツなどは、イメージしやすくて参考になりました。また、教育の工夫や、チームの社内外のブランディングの話は、DataAnalystでなくても参考になるお話でした。
それでは、印象に残った話しを抜粋してお届けします。 ※発言内容の誤りなどを見つた方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただけると大変ありがたいです。
第一部 パネルトーク
- 自己紹介
- メルカリ 樫田さん
- メルカリに入って2年半。BIチームのマネージャー。
- バックグラウンドは、外戦コンサル→NEET→分析コンサル
- Twitter 樫田光 | Hikaru Kashida (@hik0107) | Twitter
- エウレカ 鉄本さん
- LINE 牟田さん
- マネージャー@Data Labs
- Data Labsは、LINE社内のデータを横串で取り扱う組織。
- サイバーエージェント 備前さん
- モデレーターつとめます
- 2006年 新卒入社
- 2017年 メディアマーケティング本部 本部長
- 営業部門、アドテク本部など、広く経験。
- メルカリ 樫田さん
- パネラーの皆さんが日々向き合ってること
- 会社から求められていること
- データリテラシーが低い人があやまった解釈をする可能性がある。その対策は?
- DataAnalystが会社から評価されるには?
- 牟田さん
- 会社からAnalystに対する評価基準は整備されていない。
- 自分はメンバーに対して「人をどれだけ動かしたか」を基準に評価している。
- 樫田さん
- 難しいが3段階くらいありそう
- 1,言われた分析ができる
- 2.(言われてないのに)先回りして分析できる
- 3.Analystっぽくないことをしている。
- 2までできると、会社から言われるのは、
- 人と人をつなげてほしい。
- 他の人に教えてほしい。
- 成果を意識してほしい。
- 2までできると、会社から言われるのは、
- 基準はあるが、最終的には社内の評判で決める。
- TOP10%、下位10%は確実にわかるが、その間はわからない。
- 難しいが3段階くらいありそう
- 牟田さん
第二部 会場の皆さんが気になっていそうな事
- データの大事さを伝えるコツ
- 牟田さん
- 統計的な分析よりもABテストのほうが成果が上がることを示した。
- 結果として、社内にABテストの文化が根付いた
- 樫田さん
- 1.1人の人にしつこく何回も諦めずに説明する。話しが通じるポイントをみつける。
- 2.人間関係を築けない場合は、人を変える。
- 3.DataAnalystという肩書を捨て、まず仲良くなってから、分析ネタをぶつける
- 牟田さん
- 教育の工夫
- 未経験者の採用
- 備前さん
- 新卒:「素直で、イイヤツ」をとる
- 手先の器用さはあとで学べるが、「素直・イイヤツ」は後天的に身に着けられない。
- 備前さん
- クエリの管理方法が知りたい。むかしにつくったクエリの管理方法
- BIツール導入後、ダッシュボードの管理をどうやっているか気になる。 あれこれ作っていると、本来見たいダッシュボードを見つけづらくなってしまう。
- 牟田さん
- 管理できないということは目的を見失っている、ということ。絶対に避ける
- Wikiを用意する
- 備前さん
- 中央集権的に管理する
- 作ったものが勝手に出回らないようにする
- 鉄本さん
- ダッシュボードはない
- レポートに組み込んでしまう
- 樫田さん
- 以前は氾濫してしまっていた
- 1,000−2,000の中、見られているのは2,3個だけ
- なので、Lookerに乗り換えるときに気をつけた
- Lookerは中央集権にむいている
- もとデータを作るのはBIチームだけ
- そして、もとデータを加工できる人を絞る
- Lookerは中央集権にむいている
- ダッシュボードをたくさん作ってもしょうがない
- 丹精こめて愛をこめて作る
- 色、かたち、場所をこだわって作る
- プロダクトを作るのと一緒
- 中身(数字)が良くても見映え(UIUX)がだめだと、見てもらえない
- 以前は氾濫してしまっていた
- 牟田さん
- 最後に一言
- 鉄本さん
- データの話ばかりしたが、定性的な観点も大切
- 鉄本さん
以上となります!
<追記>まとめ記事が出てました。
ちなみに、一回目の様子はこちら↓。